【採用担当者必見】大手転職サイトを徹底比較!人気求人媒体の特徴まとめ

2021.3.14

転職サイトに自社の求人を掲載したいとお考えの採用担当者の方は数多くいらっしゃると思いますが、現代の転職サイトは種類が豊富で特徴もそれぞれ異なっています。自社の求人をどの転職サイトに掲載するのがベストなのか比較検討されている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、大手転職サイトを徹底比較!人気求人媒体の特徴をまとめてご紹介していきたいと思います。

【採用担当者必見】大手転職サイトを徹底比較!

転職サイトに求人を掲載するのであれば、サイトごとの特徴を知り、自社が求める人物像をしっかり把握した上でその人物像と利用ユーザー層が合致した転職サイトを選んで活用することが重要となります。

転職サイトごとに以下のような事柄を確認し比較のチェックポイントにしましょう。


・登録者数の規模
・スカウト機能の有無
・スカウトメールは何件まで送れるか
・求人原稿は修正可能かどうか

それでは早速大手転職サイトの特徴をご紹介いたします。

リクナビNEXT

リクナビNEXTは大手人材企業リクルートの系列企業である株式会社リクルートキャリアが運営する業界最大規模の転職サイトです。転職者側が転職にあたりまず登録するサイトの一つで、会員数は916万人以上、転職者の実に8割が登録していると言われています。

掲載されている求人は20代~50代までの幅広い世代を対象としています。公開求人件数は4.5万件以上。リクナビNEXTであれば希望条件に合致する求人が見つかるという傾向があることから近年も利用者数を伸ばしています。

圧倒的な求職者データベースを保有しているため、求人を掲載して応募を待つだけでなく、データベースから職務経歴書・履歴書を公開している求職者を検索して、直接メッセージを送ってアプローチすることができる機能があり、「気になる」を押してくれた求職者にオファーを送ることも可能です。多様な料金プランが用意されている点も採用側のメリットですね。

しかし多くの企業が利用しているため、安価なプランで求人の掲載枠が小さい場合などは求職者の目に触れる機会が少ないというデメリットもあります。

マイナビ転職

マイナビ転職は人材業界大手の株式会社マイナビが運営する転職サイトです。独占求人の多さが強みであり、求人の約84%が他の転職サイトには載っていない求人となっています。

プロによる履歴書添削や面接ノウハウの指導、WEBセミナーの開催等、求職者側のメリットである転職サポート機能が充実しており、オリコン日本顧客満足度ランキングは転職サイトNo.1。「他のサイトでは見つからなかった求人があった」「求人の質が高い」と求職者からの評判が高いサイトです。また、転職フェアを全国で開催しているので、採用担当者が求職者と直接話す機会が創出されている点も魅力と言えるでしょう。

公開求人件数は1.3万件。「オンライン面接特集」「Withコロナ時代の転職」など、近年注目が高まっているトレンドテーマに合わせた特集も組まれています。また、マイナビは「マイナビ介護職」「マイナビ看護職」など職業特化型の求人サイトや、地域に特化したサイトなども展開しているため、より多くの求職者にアプローチしているという傾向があります。

コンタクトメール(スカウトメール)は1日20名まで送信可能、原稿修正が3回まで可能となっているのも採用側のメリットですね。

35歳以下の求職者が6割を超えており、第二新卒層が多く利用しているため、若手採用に強いのが特徴です。その一方で、35歳以下の若年ユーザーが多いので、主にミドル層〜シニア層の採用をしたい企業には向かないかもしれません。

エン転職

エン転職は人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社が運営する転職サイトです。大手企業の求人や未経験歓迎の求人を多数掲載しています。

エン転職は、企業1社1社を訪問してまとめたエン転職独自の企業情報や職場風景を撮影した動画などを掲載しています。また、会社ごとに社員・元社員による口コミ評価なども掲載しているので、社内の雰囲気や働き方をよりリアルに求職者側へ発信することができます。

業界No.1のスマホユーザビリティでスマホからの求人検索がしやすいことや、一次面接の内容を予習することができる「面接対策レポート」を提供しているなど、独自のサービスに力を入れており、求職者にとってのメリットも数々あります。他サイトと比べて求人件数の面ではやや劣りますが、836万人の会員数を誇っています。

登録会員の7割以上が34歳以下の若手層。ゆえにミドル・ハイクラス層の採用には少し弱く、その層にアプローチしたい場合は向かないかもしれません。さらにエン転職は「入社後の活躍」にこだわり、「入社活躍研究所」などのサービスも展開しており、採用後の離職を防ぐべく活動を推進しています。

原稿修正が不可なのが求人掲載時の唯一のデメリットと言えるでしょう。スカウトメール送信通数はプランにより異なりますのでプラン決定時にご確認くださいね。

doda

dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する、求人広告型とエージェント型の特徴を兼ねそなえた転職サイトです。利用者満足度の高い転職サイトとして近年人気を集めています。

掲載求人件数は10万件以上。業界・職種問わずさまざまな求人が掲載されており、詳細検索機能も拡充されており「フレックス勤務」「原則定時退社」など、希望する働き方を複数組み合わせてより自分の希望に近い求人を見つけられるのが求職者側のメリットとなっています。面接対策などの転職活動に必要なコンテンツが充実しているのも魅力ですね。

約561万人の会員数を誇り、人材紹介サービスも展開しているため双方の登録者データベースにアプローチすることが可能です。

登録者層は20代後半から30代前半の若手・中堅が中心です。一方で、第二新卒や20代前半といったごく若手の採用には向いてないかもしれません。また、IT・エンジニア系に強いとされています。企業から求職者へアプローチする「スカウト機能」も充実しています。

原稿修正は不可、スカウトメール通数はプランにより異なります。

type

type(タイプ)は、東証一部上場の株式会社キャリアデザインセンターが運営するエンジニア採用に強い転職サイトです。転職サイトの中でナンバーワンのアクセス数を誇り、充実したコンテンツに定評があります。

エンジニア職からの認知が高く、独自のエンジニア集客を実現しているため、登録ユーザーにエンジニア層が多いのが特徴。一方エンジニア以外の職種に関しては他の総合転職サイトの方がやや強いと言えます。

企業側の採用条件と登録会員のデータベースを元に、AIによるマッチングを行っており、スキルや性格など多面的な情報を活用して採用を推進できるという魅力があります。また、スカウトメールも利用可能で、満足度の高い求人サポートを提供しています。

原稿修正は可能、スカウトメール通数はプランにより異なります。ワンプライスで2原稿掲載することができ、コストパフォーマンスも高いのが採用側のメリットです。

まとめ

今回は、大手転職サイトを徹底比較し、人気求人媒体の特徴をまとめてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。各転職サイトごとにメリット・デメリットがあり、強みも異なります。登録ユーザーの年齢層や、求人の掲載方法、魅力の押し出し方など各社多様なので、ぜひ今回の記事を参考に比較検討してみてくださいね。