リクルートで無料で求人掲載できる媒体はある?

2020.12.27

求人広告・人材派遣を行っている日本を代表する企業「リクルートホールディングス」。就職活動や転職活動の要となるサイト「リクナビ」「リクナビNEXT」等を運営しており、数多くのユーザーに利用されています。採用担当者の方、人事の方であればリクルートのサービスを企業サイドから利用したことがある方も多いのではないでしょうか。

リクルートが運営している求人媒体やサービスは数多くありますが、どれも有料であり掲載には多額の費用がかかるというイメージをお持ちの方も多いと思います。そんなリクルートですが、無料で求人掲載できる媒体も存在するのでしょうか?

そこで今回はリクルートで無料で求人掲載できる媒体はあるのか、詳しく解説していきたいと思います。

リクルートが運営している求人サービス一覧

まずはじめにリクルートが運営している求人サービスを一覧でご紹介します。

新卒採用

・リクナビ
・就職shop
・indeed(インディード)
・はたらいく

中途採用

・リクナビNEXT
・リクルートエージェント
・キャリアカーバー

派遣・アルバイト採用

・リクナビ派遣
・タウンワーク
・タウンワーク社員
・とらばーゆ
・フロムエーナビ
・スタッフサービスグループ
・リクルートスタッフィング

これだけの求人サイト・サービスを運営しているリクルートはやはり求人採用業界最大手というだけありますね。コンセプトが異なるサイトをうまく使い分け、ユーザーに合わせて機能やデザインも考え抜かれています。

リクルートで無料で求人掲載できる媒体はある?

さて、上記のように数多くのサイト、サービスを運営しているリクルートですが、採用側が無料で求人掲載できる媒体はあるのでしょうか?

結論から申し上げますと、上記の中で1つだけ無料で求人掲載できる媒体があります。それは「Indeed(インディード)」です。

「Indeed(インディード)」は求人サイトではなく、「キーワード」「勤務地」という2つの検索窓からユーザーが求人情報を検索することができる求人検索エンジンです。インターネット上に存在するあらゆる求人情報をIndeedのクローラーが巡回して収集し、掲載しています。

Indeedはもともとアメリカ発祥の検索エンジンで、本社は今もアメリカにあります。2012年にリクルートホールディングスがIndeedを買収し、Indeedはリクルートの子会社となりました。日本では馴染みのなかった検索エンジン型の求人媒体にリクルートが目をつけたというわけですね。買収が功を奏して2012年以降Indeedの認知度・利用者数はともに急成長し、今では国内最大級の利用者数を誇っています。

Indeed(インディード)の特徴

・無料プラン(オーガニック求人)と有料プラン(スポンサー求人)がある
・有料プランはクリック課金型
・採用コストが削減できる
・圧倒的な利用者数
・応募者管理がしやすい

リクルートが無料採用支援ツール「ジョブオプLite(ジョブオプライト)」のサービスも開始!

「ジョブオプLite(ジョブオプライト)」はリクルートグループが運営する「Indeed」へ求人掲載をするための無料採用支援ツールです。

80種類のデザインから選ぶだけでプロが作ったようなホームページが完成。この「ジョブオプLite(ジョブオプライト)」で求人を公開するだけでIndeedにも自動で求人が掲載されます。ホームページを持っていない方、すぐに採用活動を始めたい方におすすめのツールです。これが無料で利用できるというのはとても嬉しいですよね。

無料で求人掲載したいなら「Googleしごと検索」もオススメ

今回はリクルートの運営する求人媒体の中で唯一無料で求人掲載をすることができるIndeed、そして無料採用支援ツール「ジョブオプLite(ジョブオプライト)」についてご紹介しました。

先述したようにIndeedには有料プラン(スポンサー求人)も存在します。実はこの有料プランがあるが故に無料プランで掲載している求人が埋もれてしまうというデメリットが存在しており、無料で求人掲載をしていてもなかなか効果が得られないという声がよく聞かれます。

そこでおすすめなのが2019年1月に日本にリリースされ現在注目を集めている「Googleしごと検索」です。

https://japan.googleblog.com/2019/01/shigoto-search.html?m=1

「Googleしごと検索」は名前からもお分かりの通りGoogleが提供している求人サービスです。ユーザーがGoogleの検索窓に「愛知 営業職 採用」「名古屋 飲食店 求人」など求人・採用に関連するキーワードを入力するとキーワードとの関連性が高い求人情報を検索結果の1ページ目上部に表示してくれるというもの。

この「Googleしごと検索」も無料で利用することができるんです。

IndeedとGoogleしごと検索はどちらの方がおすすめか?と問われると、特徴が異なる部分がいくつかあり一長一短のため回答が難しいのですが、最適解は「併用」であるといえます。どちらも無料で利用ができるわけですから、併用してより多くの採用経路を確保できたほうがいいですよね。

IndeedとGoogleしごと検索の特徴の違いを比較した記事がありますので、ぜひこちらもご一読ください。

Indeed(インディード)は無料で求人掲載ができる?Googleしごと検索とどっちがおすすめ?

まとめ

今回はリクルートで無料で求人掲載できる媒体はあるのか?について解説いたしました。いかがでしたでしょうか?結論としてリクルート系列の求人媒体で採用側が無料で利用できるものは「Indeed」一択でした。Indeedと同様、無料で利用できる媒体に「Googleしごと検索」があり、どちらも併用すれば採用経路を増やすことにつながります。ぜひ今回の記事を参考に、無料掲載できる媒体を貴社の採用に積極的に活用してみてくださいね。